11月14日・15日の2日間にわたって滋賀県大津市で第58回全日本手をつなぐ育成会全国大会 滋賀大会が開催され、参加してきました。
二 日目の全体会では、午前9時に、記念式典が開会され、副島理事長の開会挨拶がありました。あいさつのなかで、先日行われた天皇陛下の即位20周年を祝う宮 中茶会に招かれ、その際に両陛下と直接お話しすることができ、50周年式典にご出席いただいたことを覚えてくださっていたことや、60周年式典への出席も 約束していただいたとの報告がなされました。続いて、多忙な日程で駆けつけいただいた、知事、厚労省副大臣、文科省大臣、県選出国会議員の祝辞があり、そ の後、全国大会感謝状並びに表彰状の贈呈が行われました。大阪市からは、冨田一幸大阪知的障害者雇用促進建物サービス事業共同組合理事長が感謝状を受けら れました。
育成会大会宣言決議、本人大会決議文朗読が行われた後、全日本手をつなぐ育成会の中央情勢報告があり、民主党新政権への全日本育成会の取り組みについての説明があり、今、党派をこえ本当に新政権は停滞させることなく、今後何年間かの準備をどうすれば良いかを示してもらいたい。と言われていました。
記念講演では高谷清氏による「この子らを世の光に」が語ることと題して知的障害のある子どもたちの福祉と教育に一生を捧げ、障害者福祉を切り拓いた「糸賀一雄」の取り組んだ歩み、また 20数年前に企画された「抱きしめてBIWAKO」というびわ湖を囲んで26万人が手をつなぐというプロジェクトの紹介がされ会場は感動で包まれて二日間の育成会大会は大盛況のうちに幕を閉じました
最後に「住み慣れた地域で安全で安心した生活と、人として当たり前の生活が保障される社会」が実現できるようにするために、当事者の皆さんの声をしっかりと受け止めて、微力ながら支援していきたいと改めて感じました。